今の若い子たちの中での「かわいい顔の条件」の中には「鼻と口の距離が短い」というのが入るんだそうです。
私は、これまで鼻の下の事など気にしないで生きてきましたが、そう言われてみると、綺麗な女優さんやモデルさんたちは鼻と口の距離が近いですね。
長いと大人っぽくて、短いと若く見えるのも確かです。
鼻と口の距離を近づけるトレーニング法
鼻の下が長い?短い?
鼻の下の長さは、ある程度は遺伝の影響が大きいそうで、生まれつき鼻の下が長い人もいるわけです。
「鼻の下が短い人代表」でよく聞くのが、石原さとみさんの名前ですが、石原さんはデビューした頃から鼻の下が短いですね。
唇がぽってりしているのも鼻の下が短い要因だと思います
私の周り見てみると、鼻が高い人(写真をとった時に鼻が鋭角な矢印になる人)は口までの距離が短くみえるように思います。
また、表情筋の衰えや老化によっても伸びるそうなので、昔の写真と比べて、鼻の下が長くなっていたら老化によるものと考えられますね。

平均的な鼻の下の長さは?
鼻の下の溝は「人中」と呼ばれ、平均の長さは1.5cm。
「人中の長さx2があごの長さ」が黄金比率と言われています。
なので、人中が平均1.5cmであれば、あごの長さ3cmが黄金比です。
私も測ってみました。
人中1.8cm、あごの長さ3.5cm。
鼻の下がちょい長めだけど、比率的には悪くないみたいです。
若い頃の写真も確認しましたが、特に「鼻の下が短い」印象はなかったので、昔からこんなもんなんだと思います。
遺伝を変えるのは無理ですが、自分でできる対策はやりたい所ですね!
鼻の下も唇も、年齢とともに変化する
若い頃は人中の溝が明瞭ですが、加齢によるたるみで不明瞭になり、鼻の下が長くなったりします。
鼻の下が伸びると、のっぺりした印象になってしまうんですよね。
そして、肌と同じように、唇も変化します。
若い時の唇は立体感があり、ぷっくりしていますが、加齢とともに、薄くなり立体感が失われ、輪郭がぼやけてきます。
加齢による人中と唇の変化で、鼻と口の距離が長くなるんですね。
花王のニュースリリース『日本人女性における加齢に伴う口もとの形状変化を確認』
この中の「各年代の日本人女性の口もと(代表例)」の写真を見ると、加齢による唇の変化が一目瞭然です。(ほうれい線の変化もよくわかります・怖)
加齢により、唇の縦幅は狭くなるけど、横幅は広くなる。
又、上唇のそりもなくなっていき、肌と唇の境があいまいになっていく。
だから、唇にナニかを入れるセレブが多いんでしょうね。
さらに、唇の色も、若いころは赤く鮮明ですが、年を重ねると、明るさが失われていきます。

私、昔から「たらこ唇」がコンプレックスで、なるだけ唇が目立たないようなメイクをしてたけど、最近は唇にちゃんと色がないと、老けて見えたり疲れてみえるようになったのよね。
これは、肌や唇の色の明度が加齢により下がってきているからなんですね、納得。
足りないものは補おう!
鍛える筋肉と顔ヨガのポーズ
口輪筋=唇の周りのドーナツ状の筋肉、唇を閉じたりすぼめたりする。
上唇挙筋=口輪筋周辺から眼輪筋にかけて位置する筋肉、上唇と鼻翼を引き上げる。
上唇鼻翼挙筋=鼻の脇にあって、上唇と鼻翼を引き上げる。
*顔ヨガのポーズ「チューください」「ひょっとこ口」「チワワの顔」
唇周辺の筋肉が衰えると、上唇が下がり、鼻の下が間延びします。
唇そのものも、しぼんだ印象になります。
又、表情筋の7割が口輪筋とつながっているので、口輪筋を鍛える事は、顔中の表情筋を鍛える事になります。
通常の「チューください」は上を見ておこないますが、私はPCに向かっているなど無表情が続くときは、顔は正面のままで「チューください」をやっています。
これだと周りにバレずに顔ヨガできますよ。
ポーズが終わったらしっかりストレッチしてくださいね。
舌の位置にも気を付けよう
加えて、舌をいつも正しい位置に置いておく事も大切です。
試しに、舌を正しい位置(上あごにしっかりつける)のと、舌を口の中で宙ぶらりんの状態にして鏡を見ると、宙ぶらりんの状態の時にはあごが下がり、鼻の下が伸びるのがわかります。
これも毎日の習慣の積み重ねなので、意識しておこないたいですね。
それから「鼻の下にチークの残りをフワっとのせると鼻の下が短く見える」と言われています。
プラス「アゴ先にのせると小顔にみえる」もあります。
メイクで目の錯覚をおこさせる方法も有効!
目の錯覚、大歓迎!
そして最後に、やはり笑顔★
私の鼻の下は通常1.8cmと書きましたが、笑うと1.2cmまで縮みました。
顔ヨガでしっかりと表情筋を鍛えて、キュっと口角の上がった笑顔でいれば、鼻の下も短く見えますよ♪
