私の20代の頃の写真は、笑顔の写真がほとんどありません。
ずっと自分の笑顔にコンプレックスがあったんです。
それは、20代初めの頃「笑うと顔が崩れる」と言われたのがとてもショックで!
今となっては誰に言われたかも覚えてないんですが・・・
確かに、私、顔中、くしゃくしゃにして笑うから身に覚えが・・・
普段は根がイロモノなので笑ってたし、人を笑わせてたけど、いざ「写真」となるとあの言葉を思い出し、顔がこわばり笑う事が出来ませんでした。
だから、笑顔の写真はほとんどないんです。

笑顔でカメラに向かえるようになったのは40歳過ぎてから。
これも「笑うと可愛いね」と人から言われた一言がきっかけです。
「そうやっちゃ!私、笑うと可愛いんだ♡」
単純・・・イヤ素直(笑)
それから、なるべく笑顔でいるように心がけてたら、色んな人から笑顔を誉められるようになりました。
笑顔でいるのは顔がどこそこ下がって来たから筋力であげてる!というのもあるんだけど。
後、私、自分の声がずーっと嫌いで。
これも、今思い出した!
中学生の頃、通っていた塾のじーさん先生に「おばさんみたいな声」と言われたから。
でもある時、朗読をしていたら(これも40歳過ぎてから!)
「何か「声のお仕事」してた?聞いててすごく心地がいいわ」と言われめっちゃ驚いた事が!
5年間、声楽をやっていたので、発声の基礎は出来ているんだろうけど、それでも歌う時以外で
声を誉められたのは初めてで少しだけ、自分の声が好きになりました。
そんなこんなで、人に何気なく言われた言葉で傷つく事もあるし自信が持てる事もあります。
特にコンプレックスな部分を褒められて、それが自信に換わると伸びしろ大きいよね!
もしかしたら、何気ない一言でその人の人生が変わってしまうかもしれない。
変わるなら良い方向に変わってほしい!
だから私は、人の良い所を見つけそれを伝えられる人間でいたい・・・
そう、心がけています。
・・・多分