映画や海外ドラマが大好きですが
普段、恋愛モノはほとんど見ません
好きなのは猟奇殺人モノとか政府の
陰謀モノとかSFとかゾンビとか(笑)
なので『ラ・ラ・ランド』は
「女優志望のミアとジャズピアニスト
セブのロマンス」なんで
全然興味なかったんだけど
デイミアン・チャゼル監督の前作
『セッション』がめちゃくちゃ
面白かったので俄然興味が!
遅ればせながら見てまいりました
『ラ・ラ・ランド』はミュージカル♪
ストーリーはとても面白かった!
映像もとても綺麗♡
でも、歌とダンスが
私には物足りなかったな
どーも、この監督の映画の音楽を
私は楽しめないみたい
『セッション』も
名門音大に入学したドラマーと
鬼教師の話で
「鬼畜JAZZ映画」と誰かが書いてたけど
まさにそんな感じ(笑)
学生時代を思い出し
自分が怒られているような
ヒリヒリした思いで見てたんだけど
JAZZの話だった事はすっかり忘れてた
JAZZの良さが出てないって言うか・・・
JAZZってもっと自由なんじゃないの?
あんな軍隊の特訓のようなレッスンで
いい音楽が生まれるのか?
そもそも音楽に愛があるのか?
と疑問が
でも話はめちゃくちゃ面白いんですよ(汗)
『ラ・ラ・ランド』での
JAZZへの愛はよ~くわかった
しかし、この時代
JAZZは廃れていく一方・・・
セブが求める音楽と
大衆が求める音楽は違う訳で
なので、安定した収入を得る為に
商業主義的なバンドに入るセブ
なんだけど
熱狂的なオーディエンスとは対照的な
やる気のない八分音符の連打(笑)
現実と理想の狭間で揺れ動く気持ちが
あの八分音符に凝縮されていたと思う
そして「a-ha」の扱いには笑った
私「a-ha」が大っ嫌いだったんです!
*「Take on Me」 (1984)が大ヒットした
ノルウェー出身の3人組
と、誉めてるんだか何だかわからなく
なったけど(笑)
オープニングとエンディングは
もの凄~く良いです!
オープニングを見るだけでも
この映画を見る価値はあると思います
そして、エンディングはせつなかったな
とってもビタースイートだけど
2人の笑顔が心に残りました
『セッション』のエンディングも圧巻!
「鬼畜JAZZ映画」だったのを忘れるくらい(笑)
結論=「終わりよければ全て良し?」