超体育会系★タンゴピアニスト淡路七穂子さん

淡路さんのステージを初めて見た時、まず、クラシックピアニストではあり得ない腕の筋肉にびっくり!

そして、10センチはあるピンヒールを履いてのたくみなペダルテクニック(ピアノ演奏時の靴選びは難しいんですよ)

何より、力強く深い音色!

凄い!
格好良すぎる!

淡路さんのピアノに衝撃を受けた私は「私もあんなピアノが弾いてみたい!」と自分の実力も省みず
タンゴピアノに取り組む事に。

しかし、なかなか「なんちゃって」の域を出れず早数年なのよねぇ~

なのですが

数年前、東京・四谷のタンゴバー「シンルンボ」に遊びに行き、淡路さんとお話する事が出来ました。

淡路さんとバンドネオン奏者の京谷弘司さんと

淡路さんは元々クラシックピアニストで(だからこそ音色が美しいのですな)タンゴをやるにあたって、まずは筋トレから始められたそうで、今でも筋トレをかかさないそうです。

そう、タンゴ弾くのはもの凄く体力使う!(えぇ、なんちゃってでもね)

音がとにかく凄く跳躍するし、アクセントもクラシックのアクセントとは強さが違う。

淡路さんいわく「鍵盤をねじ込む」ようにと・・・なんかわかる気が

タンゴはグリッサンドバリバリなので、爪が剥がれる時もあるし(痛)クラスター奏法(手の平で鍵盤を打つ)の連打なんて、打ち所が悪いと青タンが出来ます(痛)

このクラスター奏法も、いい音が出せるまでに数年かかったとおっしゃってました。

そして、2時間のステージで、2キロは体重が減るそうです!

「なんちゃってタンゴ」の私なぞ、10分近い曲になると後半バテて弾ききりませんもの。

そして「やはり血よね~」って話になり・・・

私、タンゴは4つ打ちだし、メロディ的にも日本人と相性が良いと思うのですが、それでもやっぱり
本場モノには全然敵わない。

ノリとか、キレとか、タメとかさ、産まれ持ったモノだと思うのですよ。

あんな素晴らしいタンゴを弾かれる淡路さんですら「近づいたと思ったら離れて行ってしまう」とおっしゃってました。

私は「色んな人の演奏を聴いて耳で覚える」方式なのですが、「あ、この人の演奏いいなぁ」と思うと、だいたいアルゼンチン人なのです。

だから、時々youtubeにあげる私のタンゴにアルゼンチンの人から「いいね」もらうとめっちゃ嬉しい♡

なんだろな、空気感とかなのかな?

そして、タンゴは元々酒場の音楽なので、ちょっと「下品さ」も必要だと思うんだけど、その辺りのさじ加減が現地の人は絶妙!

ピアソラも「タンゴには垢が必要」と言ってる。

でもね、日本人のDNAってさ、ズンタッタァー、ズンタッタァーなのですよ(笑)

以前ピアノを教えてた時、子供達にワルツを弾かせると、全員が全員ズンタッタァー、ズンタッタァーと3拍目が重くなるの。

わかりやすく言うと、千昌男の「星影のワルツ」

あ、例えが古い?(笑)

すげぇ~日本人のDNA!と思いました。

農耕民族である日本人は3拍子が苦手で、明治以前の曲で3拍子の曲はほぼ皆無なんだそうです。

そんなこんなで、農耕民族である私は、かなり苦労しながらタンゴピアノを独習しているので、淡路さんのお話はとても勉強になりました。

タンゴピアノは、アクセントの付け方でガラリと曲想が変わるし、ベースにもメロディにも打楽器にもなるから奥深く面白いんですよ。

少しでも淡路さんに近づけるようこれからも頑張るのだ!



リベルタンゴ 京谷弘司クァルテート・タンゴ 6‐6 UPC‐0032

京谷幸司クァルテートの「リベルタンゴ」ダンサー付き、キレッキレ★
この頃はまだあの超絶ベースはなかったのね。
京谷さん、70歳近いのにずっと片足立ちで演奏されるのも凄い!
(ピアソラスタイルらしい)

タイトルとURLをコピーしました