「逆ギレ弁当」
「マジ卍弁当」
「タンクトップで皆勤賞カレー」
最近、twiiterで流れてくる気になる名前のお弁当。
なんと宮崎のスーパ「ナガノヤ」さんのお惣菜ではないか!
と言う訳で、攻めたネーミングにつられ「ナガノヤ芳士店」へ。
私の記憶では、ナガノヤは普通のスーパーだったし、外観も普通におしゃんな感じなんだけど。
店内に入って聞こえてきたのは
軍艦マーチ♪
昭和のパチンコ屋か(笑)
まずは野菜コーナーへ。
おぉ安い!
ここしばらくお野菜が高かったから、たんまり買い込む。
お魚見てお肉見て、いよいよお惣菜コーナーへ。
行った時間が遅かったので、あまり種類はなかったけど
チャーハンとチャーハンの入った「やめちょきない弁当」の前で、「そりゃ『やめちょきない(やめた方がいいよ)って言うわね』」と突っ込んだり・・・
焼きそばとナポリタンが一緒に入った「ムーンウォーク弁当」の前で、「何故ムーンウォークなの?マイコー」としばし考えたり・・・
メンチカツ嫌いなのに、うっかり「反復横跳びメンチカツ」を買いそうになったり・・・
「タンクトップで皆勤賞カレー」は、1年中、半そで半ズボンで登校している男子小学生の乾燥で白くなった膝小僧に思いをはせたり・・・

ネーミングをたっぷり堪能した後、絶賛反抗期中の娘に「逆ギレ弁当」と「羽交い絞め唐揚げ」を購入。
「無添加・イナズマ食パン」
先生~
「無添加」と「イナズマ」って、どー考えても結びつかないと思いま~す!
思わず挙手したくなりましたが、お弁当も食パンも、お安く美味しかったです。
コストコや成城石井の商品が置いてあるコーナーもありました。
BGMは「軍艦マーチ♪」だけど・・・oh~カオス(笑)
家に帰って、値下げされ一束30円だったツワブキの皮を剥きながらしみじみ思いました。
ナガノヤさん、計算されてるのかされてないのかはわからないけれど、凄いマーケティングセンスだな、って。
だって、スーパーマーケットは沢山あるわけで。
お高い目のスーパーだったらブランディングもしやすいけど、庶民向けスーパーなんてどこも似たり寄ったりでしょ。
売ってる物はほぼ一緒だから値段で勝負、となる。
(以前、私が働いていたスーパーでは、特売品は赤字覚悟の値段設定でした)
その中で、独自性が出せるとしたら、生鮮食品。
特にお惣菜は、独自のカラーを出しやすい。
主婦仲間でも「あそこのお惣菜は美味しい」って話題によくなるし。
なおかつ、プラスあのネーミングですよ。
私みたいなヤツは絶対行くって(笑)
実際、普段は、通勤路、もしくは家から歩いていけるスーパーにしか行かない私が、ちょい回り道して、ナガノヤさんに行きましたからね。
しかも、気に入ればまた行くしね。

↑ナガノヤさんのチラシ
安さの秘密は、ただ単に大幅値下げしているだけです。
笑
いやいや、企業努力があってこそのあの安さですよ!
今、スーパーで働く方々も、色々大変な時だと思います。
私もインフラの職場なので、普通に出勤してます。
大変な時期だけど、大変な時期だからこそ、クスッと笑えるユーモアを大切に乗り越えていきたいですね!
しかし「カイザーナックル逆ギレ弁当」の文字だけで中味を想像できる人がいるのだろうか?(笑)