ジャン=マルク・ルイサダ ピアノリサイタル

今日は、ルイサダ先生のリサイタルで、霧島市のみやまコンセールへ。

ルイサダ=ショパンのイメージな訳で、今回のプログラムもオールショパン。

私、一時期ショパンばかり弾いてたから「ショパン弾き」のピアニストはちょっと詳しい。

ルイサダは「ルバートかけ過ぎ」な印象で、実はあまり好みではない。

今日も初めのノクターンは、うーん、と思いながら聴いてたんだけど、マズルカ辺りから「おお、このノリは日本人には出せないな」と引き込まれ。

多彩な音色で奏でられるスケルツォは、「そうだ!スケルツォって『冗談』とか『おどけた』って意味だった」と久しぶりに思い出すくらい、とても生き生きとした演奏だった。

そのまま後半もダーとルイサダ節。

ルイサダってこってりしてるのよね。
かなりベース音を強調させて弾いてるのも特徴的だった。

個性的な演奏なので好き嫌いは別れるだろうけど、面白い演奏会でした。

そして、ルイサダ先生、楽譜を置いて弾いてたんだけど、観客にお辞儀する度に、後ろを向いて譜めくりの人にもお辞儀する。

舞台袖に下がる時は自分で楽譜を持ち、最後にはピアノの蓋を閉めて帰ると言うとてもお茶目な人でした。

自分でピアノの蓋を閉めるピアニストを初めて見たかもしんない(笑)

今日の会場、みやまコンセールは霧島温泉街を抜けた先の自然豊かな環境に建つこじんまりとしたホール。

私、ここのホールが好きなんです。

ちょっと残響が長すぎる感はあるけど、ピアノを聞くにはとても良いホール。

数年前、シプリアン・カツァリスのマスタークラスの聴講に行った時、次の日にコンサートを控えていたカツァリスが、休憩時間に何度もヤマハとスタインウェイの音を聞き比べている。

カツァリスの音色はとてもクリア。

ここのホールだとスタインウェイは響きすぎるから「きっとヤマハを選ぶな」と思ってたら次の日はヤマハでした。

なんか嬉しかった♡

私だったら、そうそうスタインウェイを弾く機会はないから、響こうが割れようがスタインウェイ選ぶけどね(笑)

今日のルイサダ先生はスタインウェイでした。

同じピアノを弾いても、弾く人によって全然音が違うから、やっぱりピアノって面白い楽器だと思う訳です。

タイトルとURLをコピーしました